ホームページの表示速度は訪問者が快適に閲覧するための重要な要素になります。
表示速度が原因で離脱率が上がってしまったり、SEOの効果を下げてしまう可能性があるので、改善しましょう。
表示速度の確認
サイトの表示速度は、無料で簡単に計測が可能です。
「Page Speed Insights」が代表的な測定ツールになります。
ホームページの表示速度が遅いことの弊害
ホームページの表示速度が遅いことによりさまざまな問題を引き起こします。
SEOへの影響
表示速度が遅いことは、SEOにも影響があると考えられます。
googleでは、表示速度が検索結果に影響があるというアナウンスがありました。
また、スマホサイトにおいても表示速度が検索結果に影響を与えることをGoogleのウェブマスター向けのブログにで示しています。
ページの読み込み速度をモバイル検索のランキング要素に使用します
また、googleが掲げる理念の「Googleが掲げる10の事実」でも「遅いより速いほうがいい」と示されているため、SEOにも影響を与えてしまいます。
直帰率が上昇
直帰率はホームページに訪れた訪問者が他のページへ遷移せずに立ち去った割合です。
当然ですが、表示速度が遅いより速いほうが直帰率は低くなります。
「Find out how you stack up to new industry benchmarks for mobile page speed」こちらのサイトでは、ページの読み込み速度が1秒から3秒に低下することで直帰率は32%高くなるという調査結果が出ているようです。
この事から表示速度が遅いことで、直帰率に影響を与えてしまうことが分かるかと思います。
訪問者が快適な閲覧ができない
SEOや直帰率について解説してきましが、ホームページの表示速度が遅いことによる最も大きな問題は、訪問者が快適にホームページを閲覧できないことです。
何らかの悩みや問題を抱えた訪問者がホームページをスムーズに閲覧し、自身の悩みや問題を解決できることが理想的なホームページの姿です。
よいコンテンツを保有していても、表示速度が遅ければ訪問者はよい体験はできません。
コンテンツを充実させるのは、もちろんのことですが、表示速度にも注意を払う必要があります。
ホームページの速度・スピード改善の方法
それでは、表示速度の改善方法について代表的なものをご紹介します。
画像容量を小さくする
ホームページをよく見せるために画像を多く使用しているホームページがあると思います。
そんなホームページでは、画像の容量が大きいことが原因で、表示速度が遅くなってしまいます。
そのため、画像を圧縮させる必要があります。
以下のサイトでは、きれいな状態で圧縮することができます。
ファイルの圧縮・軽量化
JavaScriptが増えたり、複数のファイルに分かれていると、通信回数が増えページの表示速度が遅くなります。
そのため、複数のJavaScriptを1つのファイルにまとめる「バンドリング」を行うと、通信回数を減らし表示速度の改善が期待できるのです。
また、JavaScriptのファイルサイズを圧縮する「gzip圧縮」を行うことでも表示速度が改善されます。
「gzip圧縮」はJavaScriptだけでなく、HTMLやCSSにも有効で、コードに含まれる余分な改行や不要なコメントアウトを削除することで、ファイルサイズを軽量化するものです。
まとめ
表示速度について解説してきました。
画像や外部ファイルの圧縮をすることで、効果は得られると思います。
簡単な作業で圧縮が可能ですので、ぜひ挑戦してみて下さい。
さまざまな課題解決
今までのノウハウを元に、課題に対して適切な対策を行います。
まずは課題・お悩みをお聞かせください。