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人気が出る!ピアノ教室のホームページデザイン4選

kitazawa / 2022.11.11

Web制作・ホームページ制作

子どもから大人まで、人気の習い事として常に上位ランクインしているピアノ。ご自宅などでピアノ教室を開いている方も見受けられます。

「思った以上に生徒さんが集まらない」「他の人気のあるピアノ教室に生徒が流れてしまう」といった悩みを抱えていませんか?

Googleマップ、インターネット検索で事前に調べてから行動するのが当たり前になりつつある現代で集客を図るには、信頼できるホームページが必須となります。

自分で作成している場合も多く見られますが、新規顧客を獲得を狙うのであればプロにお願いした方が確実です。

ピアノ教室に通うことを検討しているユーザーが、「レッスンを受けてみたい!」と思えるピアノ教室のホームページにはどのような特徴があるのでしょうか。

今回は、人気が出るピアノ教室のホームページデザインをご紹介します。

講師の人柄と実力を訴求したデザイン

若林美穂ピアノ教室

現役のピアノ奏者である講師が個人で開いているピアノ教室です。

薄めのサーモンピンクを基調とした配色に、控えめなゴールドを差し色に使用しており、親しみやすさ、優しさ、上品さが感じられます。ピアノ教室の雰囲気や講師の人柄がよく伝わります。

フォントはベーシックなゴシック体を使っており、誠実で安定している印象を受けます。

女の子が楽しそうにピアノを弾いているメインビジュアルからは、「音を奏でる喜びを伝えたい」というコンセプトがよく伝わる写真を使っています。

トップページには、「コンセプト」「講師」「レッスン内容」「生徒・保護者の声」の概要が表示されています。指導理念に共感し興味をもってくれたユーザーを離脱させないよう、質や料金、評価など、安心して申し込みができるようなコンテンツを盛り込んでいます。

詳細ページ「先生紹介」では、FAQ方式で講師の思いや考えを掲載しており、講師の人柄や実力の高さをアピールしています。さらに「生徒・保護者の声」では、生徒からの人気も高く親しみやすい講師であることを訴求しています。

ページ上部には、電話番号、体験レッスンへ誘導するボタンが固定表示されており、興味をもったユーザーを着実に体験レッスンへと繋げる工夫が見られます。

他教室との差異を訴求したデザイン

永瀬音楽教室

ピアノだけでなく、チェロの指導もおこなっているピアノ教室です。

コーラルオレンジを基調とした配色に、明朝体のフォントを使うことで、女性らしさだけでなく、情熱と指導力の高そうな雰囲気を感じます。本格的にピアノを習わせたい・習いたい人をターゲットとしていることがわかります。

メインビジュアルがなく、コンテンツから始まるファーストビューとなっていますが、セクションごとのタイトルを縦書きにし、左右に広い余白が生まれることで、目を引くデザインになっています。「他とは違う!確実に力が身に付く 永瀬音楽教室が選ばれるワケ」というコピーにも、ユーザーを惹きつける工夫が感じられます。

トップページでは、とにかく他教室との差異を訴求しています。テクニックだけでなく、音楽の解釈や楽典の指導もすることを強みとしており、年齢で教えることを線引きせず、一人一人の可能性を最大限に引き出すことに力を入れていることがわかります。

詳細ページに進むと、こちらも「講師紹介」「保護者の声」「月謝」について、余白を広めにとって見やすく紹介しており、入会に当たって懸念材料になる点を払拭しようとしています。

初心者の心理的ハードルを下げたデザイン

EMU音

宝塚市にあり、ピアノ以外の多種多様な楽器も指導している音楽教室です。講師の派遣もおこなっています。

ビビッドなピンクとグレージュを基調とした配色、写真やボタンの丸い形から、親しみやすく、ポップで楽しそうな印象を受けます。メインフォントも、丸ゴシック体のものを使っており、配色に合わせた楽しそうな雰囲気を意識しています。

ファーストビューは、動きのあるト音記号と5線を配置した背景に、ひょうたんのような形のピアノを弾く手元写真がふわふわと浮かんでいます。楽しく演奏しているようなイメージを与えており、音楽を気軽に楽しんでほしいというコンセプトがよく伝わります。

ファーストビューのすぐ下には、「無料体験レッスン」ボタンがあり、初めての方でも楽譜の読み方から教えることを訴求しています。

「無料体験レッスン」ボタンは画面上部にも固定で表示されており、音楽に対して全く知識がないユーザーに対しても、心理的なハードルを下げ、体験レッスン申し込みを後押しする工夫が見られます。

トップページでは、多種多様なコースの紹介、演奏者派遣サービスの紹介、コンセプト概要紹介をおこなっています。写真やイラストなどのアイキャッチとコンパクトな文章で、わかりやすくシンプルなデザインになっています。子どもから大人まで、趣味から本格的にやりたい人まで、幅広い目的に合わせたレッスンに対応していることを訴求するコンテンツです。

優しく教えてほしい人に向けたデザイン

まことピアノ教室

大阪府で男性講師が開いているピアノ教室です。

ロゴとリンクしたパステルカラーの配色、丸みのあるフォントから、柔らかく楽しい雰囲気が伝わります。優しい講師から楽しく教わりたいと考えている人が好みそうなデザインです。

ファーストビューは、講師が小学校低学年くらいの生徒さんに優しく指導している様子がわかる写真を使っています。また、教室の特徴や強みについて、短いフレーズとアイコンで訴求しており、ユーザーをすぐに離脱させない工夫が見られます。

講師が男性という理由で敬遠されないようにするため、トップページでは、講師の人柄と教室の柔らかな雰囲気をアピールしています。笑顔で教える講師の様子や、実際の教室の写真が多数掲載されており、「のびのびとした雰囲気で優しい先生から学びたい(学ばせたい)」と考えている人に刺さるコンテンツとなっています。

こちらの下層ページにも、レッスン内容と料金を紹介するページがあり、興味をもってくれたユーザーを離脱させないよう工夫しています。

まとめ

人気のあるピアノ教室のホームページを制作するには、以下の3点が大切になります。

1 自身の教室の強みや売りにマッチしたデザインにする

講師の人柄、本格的な指導力、対応年齢の幅広さなど、強みを明確にし、その強みを訴求できるイメージや雰囲気を意識することが必要になります。

2 「生徒からの声」を掲載する

実際に通っている生徒さんからの評判があると、大きな安心材料となり、入会してくれる可能性が高くなります。

3 体験レッスン予約への導線を引く

ホームページを見てすぐに入会となるとハードルが高くなり、離脱してしまう可能性があるため、まずは体験レッスンの申し込みができる導線を引くことをお勧めします。クリックしやすく目立つボタンなどを設置しましょう。体験レッスンから入会につながっていくことが期待できます。

今回は、人気の出るピアノ教室のホームページのデザインをご紹介しました。上記の点を参考に、魅力的なピアノ教室のホームページを制作してみてください。