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AI検索に自社を正しく紹介してもらうには?Cruwが自社サイトで実践したAIO対策7つ

竹節 大輝 /

Webマーケティング

「ChatGPTに業種と地域を聞いても、うちの会社が出てこない」「AIの回答で、自社のことが違う内容で紹介されている」。AI検索が広がるにつれて、こうしたご相談が増えてきました。

結論からお伝えすると、AI検索(AIO)の対策は特別な裏技ではありません。「誰が・どこで・何をしている会社なのか」を、AIや検索エンジンが読み取れる形ではっきりさせ、自社にしか書けない一次情報を積み上げていくことです。

この記事では、長野県上田市のWeb制作会社である私たちCruwが、2026年9月に自社サイトで実際に行った7つの対策を、実施前の検索データとあわせてそのまま公開します。

AI検索に自社が出てこない、主な4つの原因

AIは、Webサイトや検索エンジンに集まっている情報をもとに回答を作ります。そのため、サイトの情報が「読み取りにくい」「あいまい」「根拠が弱い」状態だと、紹介されにくくなったり、違う内容で紹介されたりします。自社サイトを見直してみると、Cruwにも当てはまる点がいくつもありました。

  1. 会社の基本情報が、機械に読める形になっていない:社名の読み方や別の表記、所在地、事業内容が、構造化データなどで明示されていない
  2. ページの主題があいまい:ページで一番大事な見出し(h1)が空だったり、あいまいだったりする
  3. 誰が、いつ書いた情報なのかがわからない:著者が「ユーザー名」のまま、更新日が表示されていない
  4. 一般論ばかりで一次情報が少ない:どこにでも書いてある内容だけでは、あなたの会社を紹介する理由がAIにも読者にも伝わらない

実施前の状態:社名で検索しても12位だった

対策の前に、Googleサーチコンソールで自社サイトの状態を確認しました(2026年6月25日〜9月24日の3か月)。

検索された言葉表示回数平均掲載順位
株式会社cruw12回1位
cruw138回12.2位
クルー78回22.8位
上田市 ホームページ制作103回7.3位
長野県 ホームページ制作会社274回12.2位

「株式会社cruw」と正確に入力すれば1位ですが、「cruw」だけでは12位、読み方の「クルー」では23位でした。社名の表記ゆれや読み方が、検索エンジンにきちんと結び付けられていないことがわかります。

一方で、「ai検索でブランド名が出ない原因は?」「aeoツールは本当に導入する価値がある?」のような、AIに質問するような長い検索語でも、Cruwのブログが6〜10位に表示され始めていました。こうした疑問を持つ方に向けて、実際にやったことを共有したいと考えたのが、この記事を書いたきっかけです。

Cruwが自社サイトで実施した7つのAIO対策

1. 会社情報の構造化データを補強した

構造化データとは、ページの内容を検索エンジンやAIが理解しやすいように、決まった形式で書き添えるデータです。Cruwのサイトでは、SEOプラグイン(All in One SEO)が会社情報を出力していましたが、社名・電話番号・ロゴ程度しか入っていませんでした。

そこで、次の情報を追加しました。

  • 社名の別の表記:「Cruw」「クルー」「株式会社クルー」「Cruw Inc.」
  • 所在地(長野県上田市)、設立年月、代表者
  • 対応エリア(上田市・長野県)と、得意分野(ホームページ制作、SEO対策、生成AI活用、システム開発など)
  • 公式のSNSアカウント

特に大事なのが社名の読み方と別表記です。「Cruw」と「クルー」が同じ会社だと明示することで、どちらで調べられても同じ会社として結び付けてもらいやすくなります。

2. llms.txt(AI向けのサイト案内)に会社概要とサービスを書いた

llms.txt は、AIにサイトの概要を伝えるためのテキストファイルです。Cruwのサイトでは、SEOプラグインが自動で作っていましたが、中身はブログ記事のタイトルが並んでいるだけでした。

そこで、ファイルの冒頭に「会社概要」「提供しているサービス」「Cruwの強み」「主要ページ」を書き加えました。自動生成は記事の更新のたびに書き直されるため、書き直された直後に案内文を差し込み直す仕組みにしています。

なお、llms.txt を読むかどうかはAIのサービスによって異なり、入れれば必ず紹介されるというものではありません。あくまで「伝える材料を増やす」対策のひとつとして取り入れています。

3. トップページのh1を正しくした

h1は、そのページが何についてのページなのかを示す、一番大事な見出しです。調べてみると、Cruwのトップページのh1はロゴ画像だけで、文字が入っていない状態でした。

そこで、h1に「株式会社Cruw(クルー)|長野県上田市のホームページ制作・Webマーケティング・AI開発」という内容を入れました。見た目のデザインは変えずに、検索エンジンやAIが読み取れる情報だけを足しています。あわせて、ブログ記事でh1が2つあったページも、記事タイトルだけがh1になるよう整理しました。

4. 記事に著者プロフィールと更新日を表示した

AIや検索エンジンは、「誰が書いた、いつの情報なのか」も判断の材料にしています。Cruwのブログでは、著者名がログイン用のユーザー名のまま表示されていました。

そこで、次のように変えました。

  • 著者名を実名(代表 竹節 大輝)にし、経歴を含むプロフィールを設定
  • 記事の最後に「この記事を書いた人」の欄を表示
  • 記事の公開日に加えて、更新日も表示

5. 表示は多いのにクリックされないページのタイトルを見直した

サーチコンソールで「表示回数は多いのに、クリック率が低いページ」を探し、検索結果に表示されるタイトルと説明文を書き直しました。たとえば、CSSで画像をトリミングする方法の記事は、3か月で2,941回表示されていたのにクリック率は2.9%でした。

書き直すときに意識したのは、次の3点です。

  • 実際に検索されている言葉(「css 画像 トリミング」など)を、タイトルの前半に入れる
  • 記事を読むと何がわかるのかを、説明文で具体的に書く
  • 記事に書いていないことは、タイトルにも説明文にも書かない

トップページのタイトルにも「長野県」と読み方の「クルー」を加え、「長野県上田市のホームページ制作・Web制作会社|株式会社Cruw(クルー)」としました。

6. 人気ページを「質問に答えるページ」にした

Cruwのサイトで2番目にクリックが多いのは、CSSのpxをvwに変換する無料ツールのページです。ただ、ツールがあるだけで、説明の文章はほとんどありませんでした。

そこで、ツールの下に「pxからvwへの計算式」「よく使う値の早見表」「よくある質問(1vwは何px?など)」を追加しました。「vw 計算」のように調べている方の疑問に、ページの中で直接答えられるようにするためです。AIの回答は質問に答える形で作られるので、ページ自体が質問に答えていることは大きな強みになります。

7. 社名の表記ゆれをそろえた

1〜6の対策の中で、社名は「株式会社Cruw(クルー)」という書き方を基本にそろえました。トップページのh1、会社概要ページのタイトル、構造化データ、llms.txt、著者プロフィールで、同じ会社のことを同じ書き方で伝えるためです。

社名の読み方がわかりにくい会社や、英語表記とカタカナ表記がある会社は、特に効果が期待できる対策です。

効果の確かめ方

今回の対策は2026年9月27日〜28日に行ったばかりなので、効果はまだ測れていません。結果がわかりしだい、このブログでご報告します。

効果を確かめるときは、次のような数値を見る予定です。

よくある質問

AIO対策には、特別なツールや技術が必要ですか?

基本的には必要ありません。Googleも「AI検索のための特別な対策は必要なく、これまでのSEOの基本が大切」という立場を示しています(詳しくはGEOやAEOは特別なことではないというGoogleの警告についての記事で解説しています)。今回の7つの対策も、SEOの基本を丁寧に整えたものです。

llms.txt は必ず入れた方がいいですか?

入れて損はありませんが、入れれば必ずAIに紹介されるものではありません。優先したいのは、構造化データ・h1・著者情報といった、検索エンジンとAIの両方に効く基本の部分です。

自分の会社のサイトでも同じことができますか?

構造化データやllms.txtは、WordPressのSEOプラグインで出力できることが多いです。ただ、今回のCruwのように「プラグインでは足りない部分をテーマ側で補う」ケースもあります。どこまで対応できているかわからない場合は、まずサイトの現状を確認するところから始めてみてください。

まとめ:AIに「伝わる形」に整えることが、いちばんの近道

AI検索に自社を正しく紹介してもらうために、Cruwが自社サイトで行ったことをまとめると、次の3つです。

  • 社名・読み方・所在地・事業を、機械に読める形ではっきり書く
  • 誰が、いつ書いた情報なのかを示す
  • 自社にしか書けない一次情報で、読者の質問に答える

どれも地道な作業ですが、AI検索の時代に「素晴らしいを世に届ける」ための土台になります。

「自社のサイトがAIにどう見えているか知りたい」「構造化データや著者情報を整えたいけれど、何から始めればいいかわからない」という方は、お気軽にCruwへご相談ください。長野県上田市を拠点に、ホームページ制作からSEO・Webマーケティングまで、あなたの会社の魅力がきちんと伝わるように伴走します。お問い合わせはこちら。

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