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今さら聞けないWebマーケティングとは?

takefushi / 2018.08.08

Webマーケティング

お客様にWebマーケティングできますと伝えても、?となってしまうので、そもそもWebマーケティングとはなんなのか、Webマーケティングの施策も合わせてご紹介いたします。

Webマーケティングとは?

Webマーケティングとは、Web、特に自社のコンテンツ(Webサイト/ホームページ)を中心に集客するために講じる施策です。

Webマーケティングの集客施策には2種類あり、売り込みをせず販売させる集客型と、ガンガン売り込んで販売させる刈り取り型があります。

どちらが効果的というものはなく、施策としてはどちらも必要なものになります。

ホームページを作れば集客できる?

弊社でもそうですが、よく、ホームページを作って集客しましょう!と言いますが、ホームページを作っただけでは集客はできません。
例えるなら、ホームページはチラシと同様で、ただチラシを作っても、そのチラシをターゲットとするユーザーに届けなければ、何の集客効果も生まれません。

そのためにホームページを作ったら、集客するための施策しっかりしましょう。

Webマーケティング集客施策

SEO(検索エンジン最適化)【集客型】

ホームページに元々興味があり、自分でも作成にトライしてみようと考えたことある人は一度は耳にしたことがあるかと思います。

SEOは、Google、Yahoo!等の検索ユーザーに向けて、少しでも検索結果で露出させて自社コンテンツにアクセス(集客)させる施策になります。

広告と違って、お金を掛けずにできる施策で、努力さえできれば、効果がでる施策になります。ただ、その努力が長い期間を要するため、今すぐの集客を求める人には向いていません。
長い目で見て、将来、お金を掛けずに集客していきたいなと思う人にはとてもお薦めな集客方法になります。

リスティング広告【刈り取り型】

リスティング広告は、SEOに似ていますが、お金を払って、狙ったキーワードの検索結果の上位に広告(自社コンテンツ)を表示する施策になります。

検索順位はオークション形式で行われるため、1クリックに多くお金を支払う広告主の広告が上位に表示されます。(順位は基本的にはオークション形式ではありますが、クリックされやすい広告などは同じ金額の広告よりも更に上位に表示され、広告費用を安く抑えることができます)

尚、1クリック単価は、1円から5万円と幅広く、人気のキーワードほど単価が高くなります。
これを聞いて高いと思われるかも知れませんが、チラシを撒くことを考えると、チラシは比較的無造作に対し、検索キーワードは興味がある人に対して広告を配信できるため、効果は高くなってきます。

また、チラシと違い、どんなキーワードで、どんなユーザー(年齢層/エリア/端末など)がクリックしたかも分かるので、分析をして、より効果が出やすい広告に育てることができます。

リターゲティング広告【刈り取り型】

リターゲティング広告は、過去に自社コンテンツにアクセスしたユーザーに対して、広告を配信する施策になります。
よく一度アクセスしたサイトの広告が、他サイトに行っても表示されていることがありますが、それがリターゲティング広告によるものです。

広告を見てから、すぐ購入するものであればいいですが、結婚式や、家の購入等、一度、見ただけじゃ判断つかず検討するような商材については、リターゲティング広告は有効になります。
刷り込み効果でより身近なものと感じさせ、問い合わせに繋げやすくできます。

アフィリエイト 広告【刈り取り型】

アフィリエイト広告は、広告主が設定した成果報酬に対して、アフィリエイターというWebサイト運営者が広告主の商品を紹介してくれる広告になり、成果があったときのみ費用が発生する広告になります。

成果があったときだけの費用発生なので、広告としては人気なのですが、アフィリエイターがどんな集客方法で商品を紹介しているか開示していないため、成果として質が悪くなる可能性があります。

SNS 広告【刈り取り型】

FacebookやInstagram、Twitterなどのソーシャルメディアに広告を出稿する広告になります。エリア、年齢、興味関係など、ターゲットをより細かく絞ることができ配信することができます。

SNS広告は話題性が必要になるため、ポッキーの日(11月11日)にポッキーを食べようとか、きっと勝つキットカットみたいに、時期や、ブーム等、話題が発生しそうなネタで広告配信すると効果的です。

また、Facebookみたいに個人情報を細かく取っているSNSに対しては、ターゲットを絞って商材を認知させたい場合にはとても有効的な広告になります。

アドネットワーク【刈り取り型】

複数のWebサイトの広告を枠を束ねた広告配信ネットワークになります。

先程伝えたリターゲティング広告の他のWebサイトに訪れたときに表示される広告と見た目上は同様ですが、アドネットワークは過去に訪問した関係なく、大量の広告出稿をしたい場合に、様々なサイトに広告を配信できるため、認知させるのに有効な広告になります。

お得なキャンペーンや、イベント、話題ネタ商品ではとても効果が出る広告です。

SNS公式投稿【集客型】

SNSの公式アカウントを発行し、ユーザーとコミュニケーションを図り、自社ファンのユーザーを増やして、キャンペーンなどを展開する施策です。

ユーチューバーなどはこれに近いものになり、ファンを増やして、Googleから報酬を頂いたり、スポンサーの商品を紹介して報酬を頂いています。

最初は、あまりユーザーが集まりませんが、毎日コツコツと行えば、少しずつファンが増え、今後、新しい商品や企画などの展開に活用できます。

その他のWebマーケティング施策

Webマーケティングでは、広告をガンガン打ったり、SEOを高めるためコンテンツを大量に増やすだけでは、そこそこの効果はでるもののWebの完全な効果は生み出しません。

オーガニック検索や広告からホームページに訪れた際のホームページの最適化(LPO)と、お問い合わせするための入力フォームの最適化(EFO)等も必要になります。

※オーガニック検索とは、広告ではなく、SEOで上がった検索結果のことをいいます

LPO(ランディングページ最適化)

上記で述べたように、LPOはオーガニック検索の結果や、広告のクリックからホームページに訪れた際のページの最適化になります。特にお金をかけてアクセスさせる広告のLPは、LPO対策をおこなった方が良いです。
例えば、100人中3人お問い合わせしてくるLPと、100人中8人お問い合わせしてくるLPだと、同じ費用でも2.6倍も効果が異なります。費用をガンガン使う前に、検証で少し広告を回して、あまり効果が出ないようでしたら、LPのABテストで良いコンテンツにどんどん直していった方が良いです。

LPも1度作って完璧ではなく、常にABテストは回し続け、より獲得しやすいページを目指していきましょう。

※ABテストとは、今までの現行ページのコンテンツと、新しく一部を修正したコンテンツページで、アクセスする度に交互に表示させ、どちらの方がより優れたコンテンツかどうかを検証する方法になります

EFO(入力フォーム最適化)

EFOは、入力フォームの最適化で、デザインや機能による入力フォームのしやすさや、入力項目の内容、項目の順番などを修正して、ユーザーが諦めずにより最後まで入力する施策になります。

お問い合わせした人に後から連絡するお問い合わせフォームなら、お名前(必須)とメールアドレス(必須)と内容(任意)にするだけでも良いかもしれません。

また、最近ではチャットを設置することで、お問い合わせのハードルを下げ、すぐにお客様とやりとりができるようにしている会社が多くなって来ています。

自分の会社のターゲットユーザがどんなフォームだと入力しやすいかを想像し、そこから改善していくのが良いと思います。欲しい情報をただ設置しているフォームでは、もしかしたら、せっかくお問い合わせしようと思ったお客様を逃しているかもしれません。

まとめ

このようにWebマーケティングでは、一度きりの対応では、効果を生み出さないことが多いです。
まずはWebサイトを綺麗にして、そこから様々な方法で集客をし、Webサイト内の改善をしていくことが大切です。

そんな地道だったらお金かける必要がある?と思う方もいるかも知れませんが、効果が出始めてしまえば、お金をかけた以上の成果を生み出してくれるのがWebマーケティングの魅力です。

また、ブログ記事や、SNS投稿のコンテンツマーケティングについては、蓄積が重要になってきますので、日々、こうしている間にもコンテンツを貯めて、検索エンジンの評価良くしたり、自社のファン作りすることは、将来、新しい仕事につなげるための大事な施策になります。