文字にぼかしを掛けて読めなくしたい。画像にぼかしを掛けて背景にしたい。Photoshopで画像にして処理すれば簡単にできますが、いちいち作るのが手間。CSSでもっと簡単にできないの?という方に今回、CSSでできるコンテンツや背景のぼかし方をご紹介します。
クラス付与だけでコンテンツをぼかす方法
ぼかすだけならとてもシンプルです。以下のようなクラスを定義し、ぼかしたいコンテンツにクラスを付与するだけで完了です。
.blur{ -ms-filter: blur(6px); filter: blur(6px); }
実際にぼかしを掛けたのが以下になります。左が普通のコンテンツ、右がblurクラスを付与したコンテンツです。
背景だけをぼかしかける方法
背景のぼかしは擬似要素beforeをしようすることで掛けることができます。以下、ソースになります。
.blurBg{
background: url(画像URL) no-repeat center;
background-size: cover;
position: relative;
z-index: 0;
overflow: hidden;
}
.blurBg:before{
content: '';
background: inherit;
-webkit-filter: blur(5px);
-moz-filter: blur(5px);
-o-filter: blur(5px);
-ms-filter: blur(5px);
filter: blur(5px);
position: absolute;
top: -5px;
left: -5px;
right: -5px;
bottom: -5px;
z-index: -1;
}
以下、実装画面になります。
ぼかした場合、画像端がボケて見えてしまいますので、5pxブラーした場合は上下左右は-5pxすることで端を切り落として綺麗に見えます。
まとめ
ぼかしを上手く活用すれば、デザインの幅も広がりとても便利です!
ぜひご活用下さい。