
「サービスの説明はひととおり載せているのに、ホームページからの問い合わせが少ない」。こうしたお悩みは、ページの 内容 より 並べ方 に原因があることがよくあります。
Cruwでは2026年9月に、自社サイトの「ホームページ制作」と「AI・システム開発」のページを、ランディングページ型(1ページの中で、読む人の気持ちの流れに沿って情報を並べる作り)に作り直しました。
この記事では、作り直す前に何が足りなかったのか、どんな順番で情報を並べたのか、相談ボタンや見積もりフォームをどう工夫したのかを、実際の画面とあわせて紹介します。自社のサービスページを見直すときの参考にしてください。

目次
結論:「説明の順番」を、読む人の気持ちの順番に変える
サービスページを問い合わせにつなげるために大切なのは、会社が言いたい順番ではなく、読む人が知りたい順番に並べる ことです。今回、Cruwは次の順番でページを組み立てました。
- 最初の画面:何の会社で、どこで、何をしてくれるのかが一目でわかる
- お悩み:「これ、うちのことだ」と思ってもらう
- 解決:そのお悩みを、どう解決できるのかを示す
- 特長:ほかではなく、この会社に頼む理由を伝える
- できること・事例:具体的に何を頼めるのか、どんな実績があるのかを見せる
- 流れ:頼んだあとに何が起こるのかを見せて、不安をなくす
- よくある質問:最後に残った疑問に答える
- 相談の案内:途中と最後に、気軽に相談できる入り口を置く
この順番には「知る → 共感する → 納得する → 安心する → 行動する」という、読む人の気持ちの流れがあります。

作り直す前のページで足りなかったこと
作り直す前のページにも、サービスの内容・できること・制作の流れ・よくある質問など、必要な情報はひととおりそろっていました。それでも、次のような点が気になっていました。
- 最初の画面で、何のページかが伝わりにくい:大きな写真と英語の見出しが中心で、「長野県上田市の会社が、ホームページを作ってくれる」ことが一目では伝わりにくかった
- 会社の想いから始まっていた:最初に会社の考え方の文章が続き、読む人の「自分にも関係があるか」に答えるまでに時間がかかった
- システム開発向けの見積もりの入り口がない:お見積もりフォームはホームページ制作用しかなく、システム開発の相談はお問い合わせフォームから送ってもらう形だった
どれも「情報が足りない」のではなく、読む人が迷わずに進める道筋になっていない ことが課題でした。
作り直したページの構成と、それぞれの狙い
1. 最初の画面で「誰が・どこで・何をするか」を伝える
ページの最初の見出し(h1)には、「長野県上田市のホームページ制作」と、サービスと地域をはっきり書きました。その下に、キャッチコピーと短い説明、「無料で相談する」ボタン、さらに3つのポイント(ご提案・お見積もりまで無料/制作期間の目安2〜4ヶ月/WordPressで自社更新)を並べています。
最初の画面だけで「何をしてくれる会社か」「頼むとどうなるか」「相談はタダか」がわかるようにすることで、続きを読んでもらいやすくなります。検索エンジンやAIにも、ページの主題が伝わりやすくなります。
2. 「お悩み」と「解決」をイラストで見せる
次に、読む人が抱えていそうなお悩みを並べました。困った顔の人物を真ん中に置き、左右に吹き出しでお悩みを並べて、ただの箇条書きよりも「自分ごと」として読んでもらえるようにしています。
その下では、同じ人物が笑顔になったイラストとともに「そのお悩み、Cruwが一緒に解決します」と続けました。お悩みから解決へ、気持ちが前向きに切り替わる場面 をつくるのがねらいです。

イラストは、画像生成AIで下書きを作り、人物の大きさやタッチがページ全体でそろうように何度も作り直して仕上げました。
3. 途中にも「相談の入り口」を置く
相談の案内は以前のページにもありましたが、今回は 「相談してみようかな」と思いやすい場所(特長を読み終えたところと、ページの最後)に置き直し、お見積もりへの入り口も並べました。写真の上に「ホームページのこと、まずは気軽にお話ししませんか?」という一言と、相談・お見積もりのボタンを置いています。

ボタンの色は、サイト全体で「お問い合わせ」に使っているオレンジにそろえました。どのページでも「オレンジのボタン=相談の入り口」と覚えてもらえるようにするためです。
4. 「流れ」で、頼んだあとの不安をなくす
問い合わせをためらう理由のひとつは、「相談したら、すぐに契約しないといけないのでは」という不安です。そこで、制作の流れを8つのステップで見せ、ご提案・お見積もりまでは完全無料 であることを、ステップの上に目印で示しました。

5. よくある質問で、最後の疑問に答える
「ホームページの知識がなくても大丈夫?」「期間はどれくらい?」など、相談の前によく聞かれる質問を、開いて読める形でまとめました。ページの最後に置くことで、読み終えた人の背中を押す役目をしています。

見積もりフォームを、サービスごとに分けた理由
作り直しにあわせて、AI・システム開発のページには システム開発専用のお見積もりフォーム を新しく用意しました。
ホームページ制作とシステム開発では、見積もりのために知りたいことがまったくちがいます。

| ホームページ制作 | システム開発 | |
|---|---|---|
| 主な質問 | 作る目的、必要なページ、欲しい機能、ページ数 | 相談の内容(新規・改修・引き継ぎ)、開発したいもの、使う人、今の管理方法、時期、予算 |
ホームページ制作用のフォームでは、システム開発の相談に「ページ数」などを聞くことになり、答えにくく、こちらも内容をつかみにくくなります。サービスに合わせた質問にすることで、相談する側は答えやすく、受ける側は最初から具体的な提案を考えやすく なります。
システム開発のページで工夫したこと
AI・システム開発のページでは、20件の開発実績を、「AI」「業務システム」「Webサービス」「ネットショップ」「インフラ」の種類で絞り込めるようにしました。数が多い実績も、自分に近いものを探しやすくなります。

スマートフォンでも同じ流れで読めるように
ホームページを見る人の多くはスマートフォンです。スマホでは、イラスト・お悩みの吹き出し・流れのカードを縦一列に並べ直し、同じ順番で読み進められるようにしています。相談ボタンも、指で押しやすい大きさにしました。

自社のサービスページを見直すときのチェックリスト
今回の作り直しで確認したことを、チェックリストにまとめました。自社のサービスページを見直すときに使ってみてください。
- 最初の画面だけで「誰が・どこで・何をしてくれるか」がわかるか
- 読む人のお悩みから始まっているか(会社の言いたいことから始めていないか)
- 「ほかではなくこの会社に頼む理由」が書かれているか
- 頼んだあとの流れと、無料で相談できる範囲がわかるか
- ページの途中にも、相談の入り口があるか
- 問い合わせ・見積もりのフォームが、サービスの内容に合った質問になっているか
- スマートフォンでも、同じ順番で読めるか
よくある質問
ランディングページ型にすると、ページが長くなりませんか?
長くはなりますが、読む人が知りたい順番に並んでいれば、長さは問題になりにくいです。大切なのは、最初の画面で「自分に関係があるページだ」と思ってもらうことと、途中でも相談できる入り口を置いておくことです。
今あるホームページのサービスページだけを作り直すことはできますか?
可能です。Cruwでも、サイト全体ではなく、サービスのページだけを作り直しました。今のデザインに合わせて、構成と見せ方を見直すことができます。
作り直したら、すぐに問い合わせは増えますか?
ページの構成を整えることは、問い合わせにつながる土台づくりです。どれくらい効果が出るかは、ページを見る人の数や、サービスの内容によって変わります。公開後はアクセス解析で「どこまで読まれているか」「どのボタンが押されているか」を確かめながら、少しずつ改善していくことが大切です。
まとめ
- サービスページは、会社が言いたい順番ではなく「読む人が知りたい順番」に並べる
- お悩み → 解決 → 特長 → 流れ → よくある質問の順に並べ、途中にも相談の入り口を置く
- 見積もりフォームも、サービスに合わせた質問にすると、相談する側も受ける側も進めやすい
「サービスの魅力は伝えたいのに、問い合わせにつながらない」「自社のサービスページを見直したい」というご相談も承っています。作り直したページは、ホームページ制作・AI・システム開発からご覧いただけます。長野県上田市のCruwまで、お問い合わせからお気軽にご相談ください。




