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ブラックハットSEOとは?代表例をまとめて紹介

takefushi / 2021.05.19

Web制作・ホームページ制作

本ブログでは、ブラックハットSEOとは?とブラックハットSEOの代表例を初心者でもわかるように解説します。

ブラックハットSEOとは

ブラックハットSEOとは、質の低いコンテンツの検索順位を不正な方法で上位に表示させるする行為のことです。

「ユーザーにとって有益かどうか」ということが、Googleのガイドラインの全ての項目に共通する判断基準です。
ブラックハットSEOとは逆にホワイトハットSEOという言葉があり、ホワイトハットSEOはGoogleのガイドラインに沿った施策方法を指します。
参考:ウェブマスター向けガイドライン

検索エンジンのアルゴリズムもこのガイドラインに従って作られており、よりユーザーの役に立つページ、質の高いページが検索上位に表示されるよう改善が繰り返されています。

しかしブラックハットSEOでは、Googleのガイドラインを無視して検索順位を上位を狙います。
つまり、ルールの穴を突くようなSEO対策であり、決してクリーンな方法とは呼べるものではないです。

ブラックハットSEOの代表例

ブラックハットSEOの代表例を4つ紹介します。
この4つは、ペナルティ対象であり、不正がバレればペナルティを宣告されてしまいます。

ペナルティとは、Googleのガイドラインに背き、不正や違反をしているWebサイトに対してGoogle側が実施する罰のことです。
ペナルティを受けると、「検索結果の順位が大幅に下がってしまう」、「検索しても全く表示されなくなる」といった大きな代償が待っています。

キーワードスタッフィング(キーワードの乱用)

タイトルや見出し、alt属性にキーワードを詰め込む方法のことです。

見出しの例

<h1>SEO SEO SEO</h1>

alt属性やtitle属性の例

<img src="name.jpg" alt="SEO SEO SEO" />
<img src="name.jpg" title="SEO SEO SEO" />
<a href="/" title="SEO SEO SEO">クリック</a>

このように、過度にキーワードが羅列されたコンテンツはユーザーからの利便性を下げてしまいます。

キーワードをたくさん詰め込むことで上位表示が狙えると勘違いをしている方も少なくないかと思います。
Googleのガイドラインにもあるように、キーワードを詰め込むことによるSEO上の効果はないです。

隠しテキスト

背景と文字の色を同じにしたり、文字のサイズを極端に小さくしてユーザーには見えないようにテキストを設置する手法のことです。

この手法の目的は、検索エンジンのロボットだけにテキストを認識させることです。記事などで、その記事をは全く違ったキーワードを無理やりアピールするため行われます。

しかし、現在の検索エンジンには見抜かれるため、効果がないSEO対策です。

ワードサラダ

ワードサラダとは、「文法的に正しくても意味が破綻しているテキスト」のことです。

例えば、このような文章です。

「あの大騒ぎを覚えている人も多い、夕食ですが、一応の決着がついたようです。食事によると、だいたい想像通りの結果になった。」

何が言いたいのかさっぱりわからないです。
このように、複数の文章をコンピューターが自動生成した、意味をなさない文章がワードサラダです。

ワードサラダを用いたサイトは、検索エンジンからスパムと認識され、評価をされないです。
評価がされないため、いくらリンクを貼ってもリンク先ページへのSEO効果はないです。

ペイドリンク(有料リンク)

他のサイトにお金を払ってリンクを付けてもらい、あたかも人気サイトを自作自演する方法です。

「他のサイトから紹介されている=優良なコンテンツ」と認識するアルゴリズムの穴を突き、2,000年頃は効果があったことから普及していました。

被リンクはSEOの判断基準として重要視されていて、不正なリンクに対するパトロールが強化されています。
あくまでナチュラルな被リンクのみにすることが必要です。

クローキング

ウェブサイトに訪れてくるユーザーが見るページと検索エンジン向けのページを用意することで検索エンジンを欺くという手法です。

アクセスしてきた相手がユーザーなのか、Googleのロボットなのかをツールで判断して、自動的に読み込むページを変えています。
なぜこんなことをしていたかというと、ユーザーが好むページとGoogleからの高評価をうけるページが必ずしも一致しなかったからです。

今では、Googleのガイドラインで禁止されています。

コピーコンテンツ

コンテンツを増やすことは、SEO対策として有効です。
そんなとき、競合サイトを参考にしてコンテンツを作ることもあると思います。同じキーワードで検索順位の上位を目指す以上、テーマが被ってしまうことがあります。

被ってしまうことは特に問題ないです。

しかし、既に存在しているコンテンツの語尾を変えただけにしてしまうと、コンテンツ内容があまりにも似すぎてしまっていると、コピーコンテンツとみなされて検索順位を下げてしまいます。

なお、自サイト内のコンテンツであっても似すぎていると、コピーコンテンツと判断されてしまいます。

まとめ

ブラックハットSEOを知ることで、このようなコンテンツは作ってはダメということがわかってもらえたと思います。

自社のサイトはどうですか?

ブラックハットSEOになっているかも、と思う方は今すぐホワイトハットSEOに変更しましょう。